今日もルノアールで

ルノアールで虚空を眺めているときに更新される備忘録

ただの日記 #2

10時過ぎに起床。日中、特に予定もないため、起き抜けに『読書の日記』を数ページ読み、UBER eatsを頼むか15分ぐらい悩んだ末に、普通に自分で調達することにした。最初は今日ぐらいいっか〜と思ってアプリを開くのだけど、歩いて10分のところから届けてもらうのもな〜、そんな身分じゃないしな〜となり、毎回葛藤する(躊躇なくUBER使えるぐらいお金欲しい)。けっきょく今日もギリギリの朝マック目掛けてチャリンコを走らせ、ソーセージマフィンとコーヒーを食べた。最近、休みの日の朝食だいたいマックの気がする。平日はゆるすぎるぐらいのロカボ生活をなんとかしてるけど、休みの日になると一気に取り戻しちゃうんだよな。

12時ぐらいから日比谷駅へGO。ずいぶん前にチケットを取った「尾崎世界観の日 特別編」が今日だったのだ。17時半開演。時間もあるため、それまで有楽町のお馴染みのルノアールにインし、光の速さでドリップアイスコーヒーを注文。この前、池袋の三省堂ジャケ買いした『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』を読む。『CHAVS』と通ずる部分も多々。貧困層の不可視化と、貧困層=努力不足という無根拠だが都合の良い認識。1章では、Amazonの倉庫で働くピッカーと呼ばれる仕事を著者が体験する。ピッカーとは注文が入るたびに、商品を棚から指定の場所に移動させる仕事らしいのだが、全ての動きはセンサーにより徹底的に管理されており、どれくらいの数をさばけたのかは数値化される。当然、それによりランク分けもされる。そして、懲罰ポイントという制度があり、それが5ポイントたまると機械的に解雇という仕組みもあるとのこと。驚いたのは、就業前日など常識的な時間に病欠を理由に仕事を休む場合、それも罰する対象と見なされ、ポイントが加算されるということだ。あまりにも人道に反する。すべてが市場に委ねられた結果、こんなクソみたいなことがまかり通っている。どうすりゃいいのだろうか。The 1975の『love it if we made it』を聴く。mattyの言うように、本当に時代に見放されたとしか思えなくなってくる。

落ち込んでばかりもいられないので、そのエネルギーを個人で作り始めた雑誌にぶつけることにする。地味な作業をセコセコし、ああでもない、こうでもないと考える。全ての決定権が自分にあるから、締切という概念が実質的になくなっているせいで、マジ進まない。個人プロジェクトをぐいぐい前に進められる人って本当にすごい。やりたいからやってるんだろ!と言われればそりゃそうなんだが、その時間で本業に直結する本を読むなり、企画を考えるなりした方が明確なメリットはあるわけで、そこの誘惑に負けず、推進していくのってけっこう難しいと思う。できれば夏には形にしたいな。

久しぶりの日比谷野外音楽堂。C列って書いてあったから、「うわ、すごい前じゃん」と思っていたけど、日比谷野外音楽堂はブロックごとにABCと分けられており、Cは最も後ろのブロックでしたとさ……。まあ、いいけど。久しぶりの尾崎世界観のライブは、空間とか時間帯とか含め、非常に良かった。ライブハウスとかに行くと、景色が全く変わらないし、密閉された空間だから非日常って意識が強くなるけど、今日はライブが進むにつれて陽が落ちて暗くなっていって、たまに外の音も聴こえてきたりして、生活の中に音楽があるという感じがしてすごい良かった。日常の中の音楽というか。もっとふらっといける野外ライブたくさんあればいいのに。

尾崎さんのライブは1年ぶりぐらい? 全編に渡り良かったんだけど、尾崎さんのうまく声が出ないときの苛立ちというか、葛藤みたいなものに相変わらず良さがある。歌声って当たり前だけど自分の意志だけの問題じゃなくて、体全体のコンディションとか、単純な技術とか、さまざまな要素が絡み合って生み出されるわけで、ようはコントロールすることなんてできないと思うんだけど、尾崎さんはそこをコントロールできないから委ねるって感じじゃなくて、無理矢理にでも出そうとしているところに、尾崎さん自身の姿勢と重なるようなところがあり、僕は謎の共感をしていた。途中、コレサワさんというシンガーソングライターと、マイヘアの椎木さんがゲストで登場した。初めてライブ観たけど、良かった。

2時間ぐらいでライブは終わり、夜は誰か捕まえて飲みにでも行こうかなとさんざん迷った挙げ句、普通に帰って、作業を進めることにした。と思ったら、やっぱり友達と話したくなって、久しぶりにオンラインゲームでもやっちゃいますか、と思ったら、久しぶりすぎてアップデートに3時間かかると表示が出た。作業を進めることにした。進めている。